【春季彼岸会】
日時:3月(春分の日)
10時半 法話(当山住職)
11時 法要(彼岸会法要)
【秋季彼岸会】
日時:9月(秋分の日)
10時半 法話(当山住職)
11時 法要(彼岸会法要)
卒塔婆は、電話・FAXにて、法要当日一週間前までを目安にお申し込みください。
【例】① 〇〇家先祖代々 施主・円蔵太郎(エンゾウタロウ)
② 〇〇院〇〇信士 施主・円蔵花子(エンゾウハナコ)
③ 愛犬〇〇の霊魂 施主・円蔵二郎(エンゾウジロウ) 計3基
お彼岸は春と秋の年2回あります。春は春分の日を、秋は秋分の日をはさんで、前後3日間を合わせ一週間です。彼岸を境に冬から春へ、夏から秋へと季節も移り変わっていきます。
彼岸とは、梵語の「波羅蜜多(はらみった)」を訳した「到彼岸」の略です。煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」から、仏さまの常住する涅槃の世界である「彼岸」へと向かって行くために、特に修行をする期間がお彼岸の一週間です。
修行といってもお坊さんが行うような修行をするわけではなく、普段より思いやりの心を持って生活をしていこうというものです。普段の生活の中で、ついつい忘れがちな人間としての生き方を意識して生活する期間がこのお彼岸の一週間です。また、昔からこの期間は小さな行いが大きな結果と報いを生じる特別な期間とされています。悪い行いをやめ、善い行いを心がけたいものです。
さらにお彼岸は、ご先祖さまとの繋がりを感じ、ご先祖さまに感謝を伝える日でもあります。大きな意味でご先祖さまのいる世界も彼岸と受け止めてきた私たち日本人。今の自分は必ずご先祖さまと繋がっています。思いやりを持った行動とご先祖さまとの繋がりを大切に、心を育んでいきましょう。
日蓮宗 長久山 円蔵寺
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